FRaTacsの特徴

特徴１　優れた気流制御機能

エアコン起動30分後の床面温度分布の比較

FRaTacsはエアコンからの温冷風が床下空間をムラなく一定の風速を保って流れるので、床面の温度分布はより早く 均一になり、サーモカメラ画像で視覚的にも確認できました。

FRaTacs(置床タイプ)

従来品(置床タイプ同等品)

FRaTacs(鋼製床タイプ)

従来品(鋼製床タイプ同等品)

※撮影日、外気温及び温度設定等の条件は異なります。

特徴２　短時間で快適な温度範囲に達する

床ふく射冷暖房の弱点は立上りに長時間を要することです。FRaTacsはエアコン起動から快適性範囲(PMV-0.5～0.5)に達するまでの時間が比較的短く、立上りがより速くなります。

PMV(平均予測温冷感申告)とは、快適性を評価する指標です。
PMVが-0.5～0.5の範囲で90％以上の人が「快適な室温である」と評価するといわれています。

熱の伝わり方3形態

対流

流体(空気など）がうごくことで、熱が伝わる現象をいいます。

例えば…エアコンによる冷暖房

伝導

物と物が接触した時に、その接触面から熱が伝わる現象をいいます。

例えば…湯たんぽ・ホットカーペット

ふく射/放射

空気などの熱を伝える物質(媒体)がないのに、熱が電磁波という状態になって離れたところに伝わる現象をいいます。放射ともいわれます。

例えば…太陽熱・床暖房・パネルヒーター。

床暖房の歴史

最古の遺跡は紀元前5千年前、今の北朝鮮に存在します。この床暖房技術は『オンドル』と呼ばれ、朝鮮時代には一般的な家のほとんどが床暖房設備を備えていたといわれます。

古い建物では薪の代わりに練炭·灯油を使い、現代の建物でも温水式や電気式の『オンドル』が使われているそうです。

　中国にも『火炕』または『炕』という床暖房システムがあります。これは床全体ではなく煙道を通したベッドなど床の一部を温める仕組みで、床全体を温めるものは『地炕』といいます。

　また西洋でも、古代ギリシャに床暖房を備えた公衆浴場があったといわれ、紀元前500年頃の古代ローマでは『ハイポコースト』と呼ばれるセントラルヒーティングの床暖房がありました。古代ローマの公衆浴場や個人の住宅で使われていましたが、運用には火の面倒を見るための労働力が必要でローマ帝国の衰退とともに使われなくなっていきました。

住所：広島市佐伯区海老園1丁目3番12号
電話：082-924-4500
最寄り駅：広島電鉄宮島線佐伯区役所前徒歩6分